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(>>1のつづき)
「毎朝ウオーキングしながら、ケータイのカメラで花を撮るのが趣味」(建設=53歳)という
オトーサンにも、スマートフォンはオススメしない。携帯電話に搭載されるカメラは、今や
1000万画素が標準だが、iPhoneのカメラは、たったの310万画素だ。真っ赤な花びらが
鮮やかに写らないのを、買ってから気づいたのでは遅い。
費用も知っておいた方がいい。iPhone 3GS(16GB)を、通常より1万1520円安くなる〈Wi―Fi
バリュープラン〉キャンペーンを使って分割払いで購入すると、維持費は月5705円だ(通話ゼロ、
メールやネット・無線LANが使い放題含む)。
〈意外とお得じゃないか〉 そう思うだろうが、ここにもカラクリがある。
「iPhoneも携帯電話と同じで、途中解約するとローンの残金がまとめて請求されます。16GBを
半年で解約すると約5万円。解約が早いほど高額です」(ITジャーナリスト)
それだけではない。iPhoneには、契約期間の “ズレ”でユーザーを縛る制度がある。
(1)端末は24カ月の継続利用が条件(自動更新)。途中解約には9975円かかる。
(2)ローン(24回払い)代金は、〈月月割〉で毎月1920円割り引かれるが、適用は購入
3カ月目から、終了は26カ月目。
「つまり、〈月月割〉でローンを完済した時点で、新しい料金契約がスタートしているのです。
解約料ゼロの24カ月ぴったりで解約すると、〈月月割〉の消滅で3840円の損。端末ローンが
終わる26カ月での解約なら、今度は解約料9975円。2つの“縛り”がぴったり一致するのは、
16年も先です」(前出のITジャーナリスト)
アラフォー記者が買った時は、店頭で説明を受けたが、一度聞いてもチンプンカンプンだった。
こんな難しい話、果たして中高年は理解できるのか。
スマートフォンの、いったい何が“スマート”なんだ?(以上、一部略)