10/04/10 17:09:54 0
>>7の続き
しかしよく考えたら、まさにいう通りなんです。道具は残りますが、燃料は燃やし尽くしたらあとに残らない。
今の正社員には彼のように、生産性という火を燃やすための燃料として扱われる人が少なくないんですよ」
もちろん、会社とともに未来を夢見ることのできる社員はいい。
だが、もしも入社した会社が“ブラックチェーン”や“ブラック企業”だったら、どうしたらいいのだろう。
前出の須田さんは「少しでも会社と対等な関係を築けるよう努力すべき」と助言する。
会社の空気に飲まれず、サービス残業は断る。できればタイムカードも記録しておき、上司の暴言や無理な指示があればメモをとっておく。
また、同僚同士で情報共有し、お互い孤立しないように配慮する工夫も大切だ。
「法律上、雇い主と労働者とは対等の地位にあるということになっていますが、もちろん、現実は違う。
労働者はじつに弱い立場に立たされているんです。だからこそ、普段から同僚同士で助け合い、
困ったときに味方になってくれる人間を増やしておくといい。労働組合に入り、会社に対して言うべきことは言いながら、
お互い健全な関係を築いていくという方法もあるでしょう」
続く