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>>1の続き
●非正規社員より悲惨!?“ブラックチェーン”の正社員たち
22年前からさまざまな労働相談を取り扱っている、NPO法人労働相談センターの須田光照さんはこう説明する。
「リーマンショック以降、相談件数は激増しています。昨年は5027件と過去最高レベルに達しました。
意外かもしれませんが、目立ったのは正社員からの相談ですね。非正規社員を上回り、過半数となりました。
内容は、解雇問題や長時間労働、パワハラやセクハラなどなど。
非正規社員の不安定雇用が問題になっていますが、正社員といえど、けっして安定はしていないということです。
こうした相談者のうち、とくに多かったのが居酒屋やファミレスといった飲食店チェーンやアパレルチェーンの社員でした」
たしかに最近も、「日本マクドナルド」「すかいらーく」「グルメ杵屋」などの社員が過労死認定されるなど、
チェーン業態における問題が明るみに出ている。
ほかにも居酒屋チェーン店店長の急性心筋梗塞が労災認定された「国・北大阪労基署(マルシェ事件)」、
ファミレスのもと支配人が過労の末、寝たきりとなり、レストランを経営する「康正産業」が損害賠償を命じられた事件など、
いわゆる“名ばかり店長”の問題が後を絶たない。
なぜ、チェーン店店長や社員は過重労働に苦しむ羽目となるのだろうか。
続く