10/04/10 11:06:19 0
アルバイトなどで働くフリーターの数が、09年平均で前年比8万人増の178万人となり、
6年ぶりに増加へ転じたことが、10日までに総務省の調査で分かった。
景気低迷で正社員への就職が難しかったことが原因で、若者の就職環境の厳しさが
あらためて浮き彫りになった。
厚生労働省などによると、就職を希望する今春卒業の高校生や大学生のうち、
今年1月末時点で約2割は就職先が決まっていない。
厚労省は「正社員を目指しながら、当面はフリーターで生活費を稼ごうとする卒業生も多いとみられ、
10年も増える可能性がある」としている。
フリーターは職業能力を高める機会に恵まれないため賃金が上がりにくく、雇用も不安定だ。
若者が安心して働けるようにするため、政府は雇用安定化策の強化を求められそうだ。
総務省は、学生や既婚女性を除き、15~34歳で、アルバイトやパートで働く人らをフリーターと
定義している。同省の調査で、男性のフリーターは81万人と前年より5万人増加。
女性も3万人多い97万人となった。
2010/04/10 08:50 【共同通信】
URLリンク(www.47news.jp)