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2009年の女性の労働力人口(就業者と完全失業者の合計)が、過去最多の2771万人と
なったことが、厚生労働省がまとめた「働く女性の実情」(女性労働白書)でわかった。
ただ、内訳をみると就業者が微減だった一方で、完全失業者が大幅に増加。家計を助けるために
職を求める女性にとって、厳しい雇用情勢が壁となっていることが浮き彫りになった。
女性の就業者数は前年比0.7%減の2638万人。完全失業者は同25.5%増の
133万人だった。失業の理由は、会社都合退職など「非自発的な離職者」と「収入を得る
必要がある求職者」の割合が、過去の景気後退期と比較して増えているのが特徴だ。
同省雇用均等政策課の吉本明子課長は「これまで働いていなかった女性が、
家計的な事情で労働市場に出てきているが、なかなか職に就けていない状況」と話す。
生産年齢(15~64歳)の労働力率も7年連続上昇して62.9%となり、
過去最高を更新した。上昇に貢献しているのが25~34歳の特に既婚者で、
10年前と比較して25~29歳は43.9%から53.3%、30~34歳は
44.2%から53.2%に大幅に増えている。
女性の賃金が4年連続で増加する一方、男性が4年連続で減少したため、格差は3年連続で
縮小した。短時間労働者を除く一般労働者の所定内給与額は22万8千円で、男性を
100とすると69.8。正社員・正職員に限ると、24万4800円で72.6となった。
*+*+ asahi.com 2010/04/10[07:49:01] +*+*
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