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熱血!与良政談:「白か黒か」ではなく=与良正男
昨秋、鳩山政権が発足した直後にライバル(!)朝日新聞の研究誌「Journalism」
(ジャーナリズム)から頼まれて、「発想の転換と取材手法の変革がいま私たちに求められている」と題して、こんな話を書いた。
「いきなり、不安や懸念ばかりを書き立てることが、今度の衆院選で『チェンジ』を求め、
政権交代を選んだ多くの有権者の期待に応える報道だろうか」「性急に結論を求めるのではなく、
ここは一つでも二つでも改革が進むよう政権の背中を押すのがマスメディアの仕事ではないか」
ところがその後、「週刊現代」1月9・16日号誌上で、評論家、立花隆氏に
「要するにいまの鳩山政権は相当にひどい状態で、不安と懸念がいっぱいなのだが、
それには目をつぶって、現政権の後押しをするのが、メディアの役割といっているのだ」
と断定されて、戦中の「大本営発表の時代」に等しいとまで酷評されてしまった。
この世界の大先輩に名指しで批判されてとっても光栄だ。でも、その文でも書いた通り、
権力を厳しく監視するのがマスコミの
大前提なのは当然だけれど、単純に政治を批判していれば済む時代ではなくなったのではないか。
そう問題提起をしたかったのだが、通じない人にはなかなか通じない。
続きます
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