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★自民離党者、政権転落後10人目 でも危機感薄い執行部
自民党を離党する動きが止まらない。新党「たちあがれ日本」結成のため、
自民党の藤井孝男元運輸相が8日に離党届を提出。
昨年の野党転落後、自民党を離れた国会議員は10人となった。
党執行部は特に慰留工作をすることもなく、「議員流出」への危機感の薄さが際立っている。
「民主党を倒すための捨て石になるつもりで行きたい、と言われ、私は、
そう判断したら、その通りになさったらいいと」。伊吹文明元幹事長は8日の派閥総会で、
新党結成で離党した中川義雄元内閣府副大臣に7日会い、慰留はしなかったと明かした。
町村派の町村信孝元官房長官も8日の派閥総会で「出て行く方についてあれこれ言うのはやめる。
多少減ったって、もうもともと少ないんだから、志を同じくするものでしっかりと頑張っていきたい」と語った。
今回の新党騒ぎの前も参院選対策や党改革をめぐる党の姿勢に愛想を尽かし、離党者が相次いだ。
昨年12月の田村耕太郎氏から3月の鳩山邦夫氏まで6人が党を離れた。
与謝野馨氏ら新党参加組は、党の刷新が進まないことには苦言を呈しつつも
「自民党を分裂させるつもりはない」「民主党を倒すのが目的」などと主張。
批判の矛先は、自民党よりはむしろ民主党政権。党内外では「新党は第二自民党」との指摘もある。
谷垣禎一総裁も8日の記者会見で、新党について「民主党に任せていては、
日本が沈没してしまうという危機感は同じ。長い間、党で活躍した人だけに極めて残念」と語るにとどまり、
抜本的な党刷新策はまだ打ち出せていない。
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