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★車内に可燃物、一気に燃え上がる危険性
北海道厚沢部町と宮城県柴田町で今月2日と4日に起きた子供を乗せた乗用車の火災は、
いずれも短時間で激しく炎上した。
最近の車は内装に燃えにくい素材が使われているが、研究機関の実験では、
車内に可燃物があると一気に燃え上がるとの結果も出ており、
専門家は「可燃物を車内に残さないでほしい」と注意を呼びかけている。
0~3歳のきょうだい4人が死亡した厚沢部町の車両火災は、エンジンルームではなく、
車内に散乱していた服や紙おむつ、紙ゴミなどに、ライターの火が何らかの形で
引火したことをきっかけに燃え広がったとみられる。
車は前のナンバープレート付近と骨組み、タイヤのホイール部だけを残し、
原形をとどめないほど激しく焼けていた。
道路運送車両法では、バーナーの炎を当てても、1分間で10センチ以上燃え広がらない
素材を使用することが、車の保安基準として定められている。自動車各社はこの基準に基づき、
シートや天井など、内装に燃えにくい特殊な加工を施した素材を使用しているが、
「車内で紙を燃やした場合の火災は想定していない」(トヨタ自動車)という。
車の安全対策を研究している日本自動車研究所(茨城県つくば市)の実験では、
乗用車の運転席の灰皿に置いた小型の固形燃料にライターで火を付けたところ、2分でダッシュボード付近に燃え移り、
15分で運転席から火柱が上がった。30分後には車全体が激しく燃え、60分で全焼した。
実験を担当した鈴木仁治主任研究員(62)は、「ライターなどの火元となるものとゴミなどの可燃物があれば、炎上する危険性は更に増す。
車内にライターやゴミなどは置かないようにしてほしい」と話している。
讀賣新聞 URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
▽過去スレ
【政治】 福島瑞穂消費者担当大臣、ライターで子供が簡単に火をつけられないよう、法規制含め対応検討
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