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★巨人の木村拓也コーチが死去…意識戻らぬまま
・2日に行われたプロ野球・広島―巨人戦(マツダスタジアム広島)の試合前に
くも膜下出血で倒れ、広島市内の病院に入院していた読売巨人軍の木村拓也
内野守備走塁コーチが7日午前3時22分、亡くなった。37歳だった。
通夜、告別式の日程は未定だが、同市内で行われる予定。
木村コーチは2日の試合直前、シートノック中にグラウンドで倒れ、球場で
心臓マッサージなどの応急処置を受けた後、同市内の病院に運ばれていた。
球団関係者によると、倒れた直後から危篤状態で意識が戻ることはなかったという。
宮崎南高から1990年ドラフト外で日本ハムに入団。94年オフに広島、2006年
途中から巨人に移籍した。もともとは捕手だが、内、外野をこなし、打者としては
スイッチヒッターに転向。プロ19年間で投手以外のすべてのポジションを守るなど、
球界を代表するユーティリティープレーヤーとしてアテネ五輪にも出場し、銅メダル
獲得に貢献した。09年を最後に現役を引退。今季から巨人の内野守備走塁
コーチに就任したばかりだった。
巨人軍広報部によると、球団には木村コーチの回復を祈るファンからの
応援メッセージが多数寄せられ、球団公式ホームページに寄せられた見舞いや
激励は、6日夕の時点で計8576件に上っていた。
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