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アメリカ・ホワイトハウスは、来週、ワシントンで行われる核安全保障サミットの際に、
オバマ大統領が中国の胡錦濤国家主席など9か国の首脳と2国間会談を行うと発表しました。
ホワイトハウスのギブズ報道官は6日、来週12、13日の両日にワシントンで開かれる
初の核安全保障サミットに47か国から代表が参加すると発表するとともに、
これを機にオバマ大統領がドイツや中国、ロシアなど9か国の首脳と2国間会談を行うと明らかにしました。
核サミットには日本から鳩山総理が出席する予定で、鳩山総理は、オバマ大統領との
日米首脳会談を望んでいますが、ギブズ報道官が言及した9か国の中に
日本の名前はありませんでした。一方、中国の胡錦濤主席との首脳会談では、
中国の為替政策についても取り上げることを示唆しました。
「大統領がすでに述べたように、オバマ政権としては中国の通貨価値がより
市場によって決められるよう引き続き中国に迫ります」(ギブズ報道官)
アメリカ政府は、中国を刺激しないよう今月に予定していた「為替操作国」の
認定を先送りしましたが、アメリカ国内では、依然人民元切り上げを求める声が強く、
今回の首脳会談が今年に入って以来、ギクシャクする米中関係の修復につながるかどうかは不透明です。
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