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◆高校無償化で朝鮮学校除外
民主党政権の目玉政策の一つだった「高校無償化」が今月始まった。専修学校や外国人学校の生徒も
助成するが、スタート時は朝鮮学校が対象から外れた。最終的な判断は、朝鮮学校の教育内容を検証する
第三者機関に委ねるとしている。除外の是非について、在日本大韓民国民団県地方本部の薛幸夫
（ソル・ヘン・ブ）団長に聞いた。（宋潤敏）
―「高校無償化」から朝鮮学校が除外されました。
民主党政権のやり方は反対だ。朝鮮学校を卒業した後、弁護士や医師免許を取得し、日本社会で活躍する人材も
多い。そもそも在日の子どもたちなどマイノリティー（少数派）の教育は、アファーマティブ・アクション（少数派優遇措置）と
して日本政府が責任を担うべきだと考える。今の朝鮮学校は我々の先輩が戦後苦労して築き上げてきた。
政府はそれを支援するのがあるべき姿で、無償化の対象から除外するのは正反対だ。
―理由として拉致や、北朝鮮の教育を色濃く残していることが挙げられる。
拉致は非人道的で決して許されない。北朝鮮の指導者も認めており、両国が解決に向けて話し合いをしなければ
ならない。ただ拉致と在日の教育は別問題だ。
asahi.com:少数派教育 政府の責任-マイタウン鳥取
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