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【ニューヨーク時事】米カンザス州の地裁は１日、
人工妊娠中絶手術を行っていた男性産婦人科医を昨年５月に射殺した
中絶反対派のスコット・ローダー被告（５２）に終身刑を言い渡した。
犯行が当時、米社会に与えた衝撃は大きく、中絶容認、反対両派の激しい論争を巻き起こした。
米メディアによると、被告は公判で「裁判所が正しく役割を果たしていれば、医師を撃たなくてもよかった」と発言。
中絶が認められている中で、胎児の命を守るためには、医師の殺害はやむを得なかったと主張した。
判決では仮釈放までの期間が注目されたが、仮釈放を５０年間は認めない厳しい内容となった。
（2010/04/02-14:08）
時事通信
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