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★著作権侵害にあえぐアダルト業界、ファイル共有ソフト対策に着手
・アダルトコンテンツのメーカー2社が2月末、ファイル共有ソフト「Share」を使ってアダルトビデオを
権利者に無断でアップロードし、不特定多数の人にダウンロードさせていた会社員を、北海道
札幌方面東警察署に刑事告訴した。
この会社員はすでに2月16日、Shareを使って映画などの著作物を不特定多数の人がダウンロード
できるようにしたとして、同警察署に著作権法違反などの疑いで逮捕、3月8日に起訴されていた。
さらに3月10日には追送検された。
刑事告訴した2社は、アダルトコンテンツのメーカー102社が加盟する業界団体「コンテンツ・ソフト
協同組合(CSA)」の加盟企業。 CSAは、ファイル共有ソフトによる著作権侵害対策で実績のある
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)の協力を仰ぎ、アダルトビデオのファイルを最初に
Shareのネットワーク上にアップロードした人物を特定した。
CSAによれば、Shareを悪用したアダルトビデオの著作権法違反の摘発は初めて。
ファイル共有ソフトをめぐっては、音楽や映画、ゲームなどの著作権侵害が問題視されているが、
アダルトコンテンツの海賊版調査を行うCSAでも2009年以降、対策に乗り出していたという。
● ファイル共有ソフトの利用目的、「アダルト映像」が2位
「ファイル共有ソフト利用実態調査」によれば、ファイル共有ソフトを利用する目的(複数回答)の
トップは「多くの音楽ファイルがダウンロードできる」で52.4%。次いで多かったのが「アダルト映像が
ダウンロードできる」で 24.2%だった。
被害金額について正確な数字は出ていないが、CSAの松本事務局長は「年間で数千億円に
上るのではないか」とみている。
ただし、著作権侵害に対するメーカーのとらえ方には温度差がある。例えば、CSAに加盟する
大手メーカーは「ビジネスが立ちゆかなくなる」と危機感を抱く一方で、警察対応などに人員を
割けない小規模メーカーは「別に構わない」と黙認するケースも少なくないという。(>>2-10につづく)
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
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