10/04/02 13:22:07 0
【イスラマバード=四倉幹木】
紛争取材を専門にしているフリージャーナリストの常岡浩介(つねおか・こうすけ)さん(40)=東京都在住=が、
3月中旬から取材のため入っていたアフガニスタンで連絡を絶ち、誘拐された恐れがあることが、知人らの話で分かった。
複数の知人の話を総合すると、常岡さんは3月17日に出国。約1カ月間アフガンに滞在し、
アフガン旧政権の武装勢力タリバーンの関係者に会ってインタビューすると話していた。
ところが、常岡さんに同行していたとみられる地元の人物から1日、常岡さんの知人の一人あてに
「常岡さんが誘拐された」とメールが来たという。
ただ、この知人は、タリバーン自体は常岡さんの取材を受け入れる姿勢を示していたため、
誘拐されたとすれば別の組織・勢力によるのではないかと話している。
関係者が外務省と連絡を取っており、対応を協議しているという。
常岡さんは1994年から約4年半、長崎放送の報道部記者として働いた後、フリーのジャーナリストに転向。
約10年前からアフガニスタン、エチオピア、チェチェン、イラクなど、イスラム世界の紛争地帯で取材を続けている。
朝日新聞 2010年4月2日12時41分
URLリンク(www.asahi.com)