10/04/01 09:14:03 hfb8OgFL0
「腹案」は米側に説明したのと同じ 岡田氏
岡田克也外相は31日午後(日本時間1日未明)、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾
(ぎのわん)市)移設問題をめぐり鳩山由紀夫首相が31日の党首討論で「腹案があ
る」と表明した内容について「平野博文官房長官を中心に閣僚間で検討してきた考え
方のことだと思う。ほかには考えにくい」と述べ、3月26日にルース駐日米大使に
説明したのと同じ内容との考えを示した。
ただ、「腹案」については「これからもう少し実務的に詰めないといけない」とも
述べた。具体的には、移設先となる地元の理解とともに、「ゲーツ米国防長官が言う
運用上の問題があるし、もっと言うと抑止力も変わらずに維持できるかということも
しっかりと検討しないといけない。米側から見ればどうかという意味がある」と指摘
した。さらに、自身の考え方として「(米側には、)現行案の困難さはあるので、
それよりも今政府が考えている案の方が実現可能性が高いと申し上げたが、どれが決
定的にダメだという言い方はしない。ゼロベースであらゆる可能性はある」と、現行
案も完全に排除はしない考えを改めて示した。