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○234万回分廃棄の見通し 輸入の新型ワクチン
新型インフルエンザの輸入ワクチンのうち、2月上旬に国内出荷予定だったスイスの
ノバルティス社製234万回(約30億円)分が31日、使われぬまま使用期限を迎え、
廃棄される見通しとなった。
厚生労働省によると、同社製ワクチンの使用期限は製造から6カ月。今後も使用され
なければ、期限が切れ、廃棄されるワクチンの量はさらに増えるとみられる。
厚労省は同社と2500万回分の購入契約を結んだが、余る見通しとなったため、
一部の解約に向け交渉している。
別に7400万回分の購入契約を結んだ英国のグラクソ・スミスクライン(GSK)社とは、
既に約3割の解約で合意している。GSK社製は使用期限が製造から1年半と長いため、
未使用分は備蓄に回される。
□ソース:共同通信
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