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東京都杉並区の区立和田中学校が、大手進学塾と提携して実施している有料の受験対
策授業「夜スペシャル(夜スペ)」をめぐり、同区の区民らが「夜スペは公共施設の目
的外使用」などとして、区などに同校施設の使用許可処分取り消しなどを求めた訴訟の
判決が30日、東京地裁であった。岩井伸晃裁判長は「(夜スペは)生徒の学力向上と
いう公共の利益のためで不適切とはいえない」として、原告側の訴えを退けた。
原告側は「夜スペが大手進学塾1社と契約を結んでいることから、公共施設が一部企
業の営利目的で使用されていることになり、違法行為に当たる」と主張していた。
岩井裁判長は、夜スペの主催者が生徒の保護者や地域住民らで組織される『地域本
部』であることを指摘した上で、「保護者から徴収する参加費用は講師へ支払う実費程
度。営利性や収益性は認められない」とした。
夜スペは平成20年1月、都内の公立小中学校で初の民間出身校長となった藤原和博
前校長により、同校で導入された。
■ソース(産経新聞)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)