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★国立がんセンター院長が激怒 「厚労省からの天下りは許さない」
「こんなデタラメを許してはいけない」―。国立がんセンター中央病院(東京)の土
屋了介院長(64)がカンカンだ。同病院は国内がん研究の中枢機関だが、国との関係
を見直し、病院経営の自由度を高めるために4月からの独立行政法人移行が決まってい
る。ところが、厚労省が相変わらず現場無視の天下り人事を画策しているのだ。
(中略)
政府はNCの自立運営を促すために独法化を決定。「独法・国立がん研究センター」
に移行する現がんセンターも今年1月、公募で嘉山孝正・山形大学医学部長(60)の
初代理事長就任が決まった。
厚労省の天下り人事が画策されたのは、それから間もなくだ。
「嘉山新理事長はもちろん、土屋院長にも事前に何ら相談がないまま、突然、『後任の
運営局長に決まった』と言って、本省の医系技官がセンターに挨拶に訪れたのです」
(病院関係者)
現がんセンターの運営局長は、これまで「人事とカネ」を独占してきた天下りポス
ト。現局長も医系技官出身だ。土屋院長がこう憤る。
「厚労省は、何のために独法化したと思っているのか。意識改革が全然できていない。
ホントにふざけています。いまだに『人事とカネは自分たちが握っている』とでも思っ
ているのでしょうか。がんセンターの独法化は、センターだけの問題ではなく、他のN
Cや全国の特殊法人改革などに先鞭をつけるものです。『(人事を)公募しても本省が
口を出す』というのが前例になれば、独法化の意味がなくなります」
そもそも経営のド素人の医系技官に病院運営を任せられるはずがない。長妻厚労相は
こんな好き勝手な天下り人事を早くやめさせるべきだ。
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