10/03/29 16:04:41 qP4hRlkW0
>>29
市役所や入管は(外国人登録は市区町村でデータを集めて最終的には入管が一元的に管理しています
ので、不法滞在者が外国人登録をすれば入管は必ずわかります)、不法滞在という、法律を犯した
人間がノコノコとやってきたのに、なぜ通報や摘発をしないのでしょうか?犯罪者を警察に通報する
のは市民の義務ならば、不法滞在者を結婚したいからとかくまっている日本人や、不法滞在者と知り
ながら通報せずに婚姻届受理などの行政手続を行なう市役所の行為は犯人蔵匿にあたり、彼らは警察
や入管に通報すべきなのではないでしょうか?しかし、実はそうではなく、市役所に不法滞在の外国人
が行政手続に来ても、それだけで入管等に通報してはならないとされています。
なぜかというと、自治体側としては、不法滞在者であろうと、自分の市区町村のエリアに外国人を含む
住民がどれぐらいいるかというのを把握する必要があります。外国人登録というのは日本人の住民票と
同じく、住民登録をして自治体が住民の数や構成・分布などを把握するために必要な手続です。したが
って、不法滞在であっても外国人登録をして欲しいのです。しかし、もし法律を杓子定規に適用し、
外国人登録のために役所に来た不法滞在の外国人をみんな通報していたら、誰も不法滞在者は外国人
登録しなくなります。それでは、先の住民の実態を把握すると言うことにマイナスになるし、不法滞在者
が余計にアンダーグラウンド化し、実態を把握できなくなってくるのです。現在、不法滞在者は2008年
1月現在で15万人弱います。これだけの人数を一気に摘発して強制送還するのは現実問題として無理です。
したがって、ある程度不法滞在者の存在を認めつつ、うまくそれを付き合いながら、すこしづつ不法滞在者を
減らしていくということが必要なのです。そのために、あえて不法滞在を通報・摘発しないという方針があるわけです。