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建築界のノーベル賞ともいわれるアメリカのプリツカー賞に、妹島和世氏と西沢立衛氏の2人の
日本人建築家が選ばれました。プリツカー賞は建築学の分野で世界で最も権威があり、
建築界のノーベル賞ともいわれています。
ことしのプリツカー賞についてアメリカの審査委員会は28日、妹島和世氏と西沢立衛氏の2人の
日本人建築家に贈ると発表しました。妹島氏は茨城県出身の53歳、西沢氏は神奈川県出身の
44歳で、2人は15年前に共同で設計事務所を設立し、3年前にニューヨークのマンハッタン南部に
完成した現代アートを展示する7階建ての美術館の設計を手がけたほか、日本国内では、
石川県金沢市の「金沢21世紀美術館」などを設計しました。日本人がプリツカー賞を受賞するのは、
1995年の安藤忠雄氏以来15年ぶり、4回目で、受賞理由について審査委員会は「2人の作品は、
力強さと美しさを兼ね備えており、建築の本質を追求している」と評価しています。これについて
妹島氏は「建築の新しい分野を切り開こうと考えて活動しました。この賞をきっかけに、さらに努力を
重ねていきます」また、西沢氏は「今回の受賞は今後の作品をつくるうえで活力になります」と、
それぞれコメントしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)