10/03/28 13:56:01 t7ukuwn20
アメリカ合衆国は国民健康保険制度がない唯一の先進国である。民間の医療保険に入れない人がおよそ5000万人いる。
貧困層でなくても、過去のわずかな疾患を緻密に探査され保険への加入を拒否されたり、保険金の支払いを拒否される人は多い。
★ 先進国で唯一、国民皆健保制度がないアメリカでのエピソード ★
・医療費が払えず病院にかかれないので、自分で傷口を縫う人。
・仕事中に誤って指を二本切断。指をくっつける手術費用が薬指は12,000USドル、中指なら60,000USドルと言われ、
中指は諦めざるを得なかった人。
・医療費があまりに高額で家を売りに出し、こどもたちの家に世話になり静かな諍いが起こる老婦人。
・高齢であってもなお、自分の医療費を払うために働かざるを得ない老人。
・交通事故により病院に運ばれ一命を取り留め、保険会社に保険金を支払ってもらおうと連絡したら、当時は意識不明の重態
であったにもかかわらず「救急車が使用される場合には、事前に連絡が無ければ保険は適用されない」と言われた人
(ちなみにアメリカでは、救急隊を派遣させるだけでも日本円にして数万円単位の請求が来る。救急隊は日本のような消防所
属ではなく、独立した機関)。
・複数の医師からなる病院の医療チームが「この検査と手術が必要」と言っているにもかかわらず、保険会社はそんな検査や
手術は必要ないとして保険金の支払いを拒否し、結果として治療を受けられずに亡くなった人。
・保険金の支払いを(相手の命に関わる場合であっても)徹底的に減らそうとする保険会社のエージェント。
・貧困層向けの医療保険制度メディケイド(medicaid)やHMOによる治療において、治療費用が安く済めばボーナスをもらえるので、
患者が検査を受けないかもしれないことを見計らって、わざと遠方の病院を検査のために指定する医師。
・医療費の支出を抑えるため、命に関わる場合であっても十分な検査治療を認めないことに同意し、それによって多額の献金を
得て昇進した医師の、議会における証言。
・入院治療費が払えずに病院を強制的に追い出され、車で貧民街まで運ばれて路上に放置される複数骨折をしている女性の患者。