10/03/28 06:34:44 3KGKQirp0
>>817
1. 国債を買っているのは主に国内金融機関。
2. 国内のお金は主に銀行預金になっている。金庫に札束を積み上げている人はあまりいない。
3. 政府は国債発行で調達した資金をその年のうちに使い切る。
政府は銀行に積みあがっている資金を国債と引き換えに借り出して使う。
持ち主から見れば、お金は使えばなくなるもの。しかしお金から見れば、
使われても持ち主が替わるだけ。
政府から役人へ、ゼネコンへ、その下請け土建屋へ、その他出入り業者へ、お金は流れてゆく。
その都度余った分が取り除けられ銀行に預けられ、だんだんと流れが小さくなり、
全部銀行に預けられたところで流れは止まる。
財布の中のキャッシュ、たんす預金の量が不変とすれば、
政府が国債を増発し、予算を執行し、しばらくすると、銀行預金が増発分だけ増加する。
これを何年も繰り返して国債発行残高 880 兆円を積み上げた。
つまり日本の貯蓄高のかなりの部分は実は国債と釣り合ってるのさ。
ひどいインフレでも起こってキャッシュ需要が10倍100倍にでもならない限り、
国債消化資金が不足することはないですねえ。