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★公明党はどう動くのか 小沢民主党は手を握るのか
自公連立の象徴だった衆院議員2人がそろって国政から身を引く。公明党の神崎武法
元代表(66=比例九州)と、坂口力副代表(75=比例東海)だ。これを口実に公明
党・創価学会は自民党離れを一気に加速させ、民主党にスリ寄る計算だが、うまくいく
のか。
(中略)
●学会の800万票が消える。ゴミのような民主党議員造反を喜んでいる場合か自民
党!
公明党の民主党への露骨なスリ寄りは「焦り」の表れでもある。
野党転落わずか半年で、支援組織のまとまりは緩まり、弱体化している。しかも、か
つての連立相手の自民党の復活の目はゼロ。参院選で民主党が単独過半数を取れない場
合にも、自民党の一部がなだれ込んだり、「第3極」として支持率を伸ばしているみん
なの党が民主党とくっついてしまうかもしれない。公明党がキャスチングボートを握ろ
うにも、タイミングを逃すと、民主党から相手にされない恐れが強いのだ。
(中略)
公明党関係者もこう言う。
「組織の締め付けには、再び与党の立場で“信仰の勝利”を実感させるのがベストなの
です」
こうなると、7月の参院選前にも、公明党の一方的“与党参入”宣言があっておかし
くない。どう転んでも、自民党へ流れていた学会票800万票が“中立”に回るのは間
違いない。
自民党は生方問題で揺れる民主党の支持率低下をニヤニヤ眺めているが、自分の後ろ
を振り向けば、荒野しかないことに気付いた方がいい。ゴミのような民主党議員造反劇
よりも、800万票が消えるスーパー政治劇が動き始めたのだ。
「公明党と独自に選挙協力体制を築いてきた関西、九州の自民党議員は壊滅ではない
か」(政界関係者)という声も出始めている。
(日刊ゲンダイ2010年3月23日掲載)
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