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○米企業が中国ドメイン登録停止へ、検閲に抗議
インターネットのドメイン登録を扱う米ゴーダディー・ドットコム(GoDaddy.com)は24日、中国のドメイン
「.cn」の登録を停止する計画を発表した。
中国を拠点とするサイバー攻撃と同国の検閲に対する抗議が理由で、本土での検索事業から撤退した
米グーグルの動きに同調した格好。ただ既存顧客の「.cn」ドメインの管理は継続するという。
ゴーダディー・グループ幹部のクリスティン・ジョーンズ氏は24日、中国問題に関する米議会特別委員会の
公聴会で「われわれは、中国を拠点とする現在のサイバー攻撃の多くは、犯罪行為に対する中国政府の
取り締まりが欠如していることによると考える」と述べた。ゴーダディーは2010年1─3月に、中国を
拠点とすると思われる深刻かつ大量のサイバー攻撃を受けたという。
同氏は「われわれの経験では、中国当局は、インターネット関連の犯罪を犯した人間を罰するよりも、市民の
合法行為を監視し、コントロールするためにインターネットを利用することに目を向けている」と語った。
グーグルの公共政策担当責任者、アラン・デビッドソン氏は、同特別委員会向けの証言原稿で、香港版
Google.com.hkと Google.comの双方で、中国本土のユーザーが検索した結果の一部に対する断続的な
検閲がすでに確認されていることを明らかにした。
同氏は「われわれは、中国政府がいつでもわれわれのサービスへのアクセスを阻止できると認識している」
と語った。
□ソース:ロイター
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