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・神戸市に住む自営業、早川俊彦さん(69)=仮名=は国民年金を受けて4年が過ぎた。受給額は
満額に近く、月額6万数千円。50年近く自営業で働き、「事業はいつも厳しかった」(早川さん)が、
若かったころは保険料も安く、一貫して国民年金保険料を納めてきた。妻は58歳だから、まだ
保険料を納める側。年金を受け取るまでには7年ある。
釈然としないのは、生活保護を受けている友人(72)の生活保護の額が早川さんの年金額よりも
高いこと。単身で月14万円を受けているのだ。
友人が生活保護を受け始めたのは約20年前。離婚し、病気で仕事ができなくなり、生活保護が
認められた。友人の病気が極めて深刻だったこともあり、早川さんが代わりに銀行に行ったり、
あれこれと面倒を見た。「性格的にいいやつだから、ほっとけんかった。一番の友人です」と
早川さんは言う。しかし、友人の生活保護の額には納得がいかない。
「いやあ、おかしい。聞けば聞くほどおかしい。うちは家内に国民年金が出ても、2人合わせて
彼1人の生活保護費に届かない。2人で保険料を払って受け取る2人分の国民年金よりも、
彼が保険料を払わずに受け取る1人分の生活保護費が高いのは本当に解せない」
大阪府貝塚市の大場きぬさん(75)=仮名=の年金は月額5万3000円。市営住宅の家賃は
数千円。「食費は娘に助けてもらっています」と言う。
商売をしていた知人夫婦はかつて羽振りが良かったが、今は生活保護。「どれだけもらっているかは
知りませんが、病院もただです。私は病院に行くのも節約しているのに、年金を納めた人より
生活保護の人の方が楽に暮らしているのは、おかしいと思います」と話している。
厚生労働省によると、平成21年度の老齢基礎年金は満額で月額6万6008円。(>>2-10につづく)
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