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★普天間 政府、県外移設を断念
・米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で、政府は二十三日、沖縄県外への
移設を断念する方針を固めた。政府は米軍キャンプ・シュワブ(名護市)の陸上部に
移す案や米軍ホワイトビーチ(うるま市)沖埋め立て案を軸に調整するが、県内移設に
地元は反発し、社民党も反対している。混乱は避けられず、県外移設を主張してきた
首相の威信も低下しそうだ。
鳩山由紀夫首相は二十三日夜、平野博文官房長官、岡田克也外相、北沢俊美防衛相、
前原誠司沖縄担当相の関係閣僚と首相公邸で協議した。
社民党が示した米領グアムなどへの国外案と九州など県外案、国民新党のシュワブ
陸上案、米軍嘉手納基地(嘉手納町など)への統合案、平野氏のホワイトビーチ沖案を
検討した。
その結果(1)グアム移設は米側が認めない(2)県外移設は受け入れる自治体がない
-ことを確認。期限の五月末までに県外移設にめどを付けるのは困難と判断した。
一方、シュワブ陸上案は、海を埋め立てずに既存の米軍基地内につくることが利点。
ホワイトビーチ沖案は地元財界からも要望がある。政府は沖縄の理解を得るため、在沖縄
米軍の訓練の一部を鹿児島県・徳之島などの県外に移すことも選択肢に入れている。
岡田氏は三月末にカナダで開かれる主要八カ国(G8)外相会合の際にクリントン
米国務長官と会談。北沢氏も二十六日に仲井真弘多沖縄県知事と会談して説明する。
だが、両案とも地元が反対。米国もシュワブ沿岸部に移す現行案が最良としており、
米国、地元双方とも交渉は難航必至だ。
首相は二十三日の参院予算委員会で「有事に普天間がなくても済むのかということを含めて
議論している」と述べ、騒音対策などを図った上で普天間飛行場が残る可能性に言及した。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
・ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は、「鳩山首相は『最低でも県外』と言った約束を
守ってほしい」と訴えた。(抜粋)
URLリンク(www.okinawatimes.co.jp)