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2011年7月の地上デジタル放送(地デジ)の完全移行が迫り、地デジ対応テレビへの買い替えが進む中、
山梨県内でアナログテレビの不法投棄が相次いでいる。
これまでテレビの不法投棄は減少傾向だったが、09年度になって増加に転じる自治体が目立つようになり、
1カ月当たりの回収量が前年度1年間の回収量を上回るところも。
利用者がリサイクル料金を負担したくないことが要因とみられ、各自治体は「テレビの買い替えが進めば、
不法投棄はさらに増える」と警戒している。
県環境創造課によると、県内のテレビの不法投棄件数は08年度が914台で、03年度の1367台をピークに
年々減少していた。南アルプス市もここ数年、年間20台ほどだったが、昨年12月の回収量は28台、今年1月も
26台と急増した。
市環境課は「地デジ移行で、テレビの買い替えが進んでいることが理由」と分析。放置場所はこれまで山間部が
多かったが、最近は住宅街に捨てられるケースも目立っている。
大型テレビの回収が多くなっているという富士吉田市。「各家庭が利用頻度の高いリビングなどにある大型テレビを
地デジ対応に切り替えていることが原因」(環境政策課)とみていて、今後、寝室などにある小型テレビの買い替えが進み、
不法投棄はさらに増える恐れがあるという。(後略)
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山梨日日新聞 URLリンク(www.sannichi.co.jp)