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「動脈列島」「小説・兜町」などの企業小説で知られる清水一行(しみず・いっこう、本名・清水和幸=
しみず・かずゆき=作家)さんが15日、老衰のため死去していたことが23日分かった。
79歳だった。自宅は東京都中野区鷺宮6の20の25。通夜・葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻、美恵(みえ)さん。
東京・向島生まれ。早稲田大学法学部を中退し、労働運動に入る。
「東洋経済新報」や「週刊現代」の記者を経て、昭和41年、証券界の内幕を描いた「兜町(しま)」でデビュー。
続く、株を扱った「買占め」「東証第二部」などがヒット、経済小説の草分けとして活躍した。
50年、「動脈列島」で日本推理作家協会賞。ほかに「悪魔祓い」「頭取の権力」など。
兵庫県西宮市の甲山学園で園児2人が死亡した事件をモデルにした小説「捜査一課長」では、
裁判中の被告から名誉を傷つけられた、と訴えられた。
産経新聞 2010.3.23 13:10
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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