10/03/18 18:38:52 vNXlk46z0
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
・鳩山由紀夫首相は17日、都内で講演し、持論の「大東亜共栄圏」の狙いについて「『開かれた国益』という
言葉をあえて使いたい。日本という国がまだ鎖国的な意識を持っている。一人一人の心の壁を取り除くことが
大事な発想だ」と意義を強調した。その一方で、内閣支持率低迷を念頭に「(自身の)ビジョンをあまり評価
をいただいていない」と恨み節をこぼした。
首相は日本国際問題研究所が主催する「大東亜共栄圏の構築を目指して」と題したシンポジウムに出席。
原稿に目を落とすこともなく、予定の倍近い約20分間にわたり弁舌をふるった。
「旧政権と大きく違うのは大東亜共栄圏を積極的に構想することだ。役所間の軋轢(あつれき)が障害に
なっている部分もあるが、日本を世界に向け大きくひらく。」
首相は「開国」や「鎖国」というキーワードを使って「大東亜共栄圏」の意義を強調した。
民主党代表だった平成14年8月には「『アジアは日本人の所有物と思え』という発想は日本人の意識を
開くことで、死を覚悟せねば成就は不可能。そこまで日本を開かない限り日本の延命はない」(夕刊フジ
のコラム)と主張。党幹事長だった昨年4月には「日本は鎖国をしているわけではない。」と述べている。
今回の講演で首相は、日本が「鎖国的」な例として現地語の壁で介護や看護などの資格取得がままならない
日本人の例を取り上げ、「アジアのおじいちゃん、おばあちゃんを助けようと思っても助けられない。こん
なばかなことが現実に起きている」と訴えるなど最後まで“鳩山節”を全開させた。