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・2007年に英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(22=当時)を殺害し、逮捕され
殺人罪などで起訴された市橋達也被告(31)の公判前整理手続きが19日に行われる。
現在、市橋被告の支援募金活動が展開され、主婦層から募金が殺到しているというのだ。
「最初は100万円を目標にしていたが、連日届けられ、既に86万円になった」と反響の
大きさに驚いているのは千葉大学名誉教授で東京農業大学の本山直樹客員教授だ。
本山氏は市橋被告の千葉大空手部時代の指導者で、先月“市橋君の適正な裁判を支援
する会”を立ち上げ、募金活動の音頭をとっている。
「市橋君には本当に反省し、罪を償ってもらいたい」と前置きしたうえで、「弁護団の活動が
大変苦しい状況でまともな裁判になるように裁判費用を募金し、弁護団に渡したい」と
活動理由を話す。
市橋被告には弁護士会から派遣されたボランティアの弁護団(6人)がついており、弁護費用は
無償だが、裁判費用は別。証言集めでも市橋被告の実家がある岐阜への旅費や調査費
などもかかる。市橋被告の両親が支援を拒否しているので、十分な弁護活動ができない
状況にあるという。この呼びかけに20日間で約50人の賛同者から届いた支援金は
「1000円の方から多い人は10万円の方もいた」そうだが、その大半が女性。
しかも「お子さんを持った」(本山氏)主婦層が多かったという。
この主婦層が“市橋ガールズ”。市橋被告の逮捕時には水嶋ヒロ似の容姿や雰囲気から
女性のミーハー的関心や母性本能をくすぐり、ファンクラブが結成され物議を醸した。
現在もミクシィで応援コミュニティーが継続中で、本山氏の呼びかけもファンが転載している。
本山氏には“(市橋被告の)目を見たら凶悪犯には見えなかった”等のメールが届き、根強い
“市橋信者”がいることは間違いない。
ただ、本山氏は「ファンクラブがあるというのはとんでもない」と話し、募金活動が市橋被告の
罪を正当化するものでも信者の駆け込み寺でもないことを強調する。(抜粋)
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