10/03/15 19:55:51 yoAcBhgG0
私は、消極的規制賛成派でした。
が、ちばてつや氏までも条例改正案について会見なさったと聞いて今一度、同改正案および両派の意見を見直してみました。
そこで気付いたのが、規制賛成派は規制の根拠となるような、明確なデータを持ち合わせていない、という事でした。
例えば、漫画・アニメによって暴力や性犯罪を助長すると。では、その明確なデータはあるのですか?となると、途端に黙る。
いや、黙らない場合もありますが、その場合は兎に角、感情論を展開する訳です。
感情の勢いで「これは不潔だ」「気に喰わない」とやる。それは感情論だろう、と言えば「お前等はおかしい」「精神的に病んでる」とまで言う。
明確な資料・データを持たず、冷静な判断を欠き、感情のみで走るのは非常に危険な事であるのは、歴史が証明しています。
おそらく、私も心のどこかで「気持ち悪い、不潔である」という、感情論に従って規制に賛成していたのかも知れません。
そういう自覚はありませんでしたが、今思えば、どこかでそう考えていた可能性があります。
しかし、ちば氏の会見で、冷静に見つめなおす事が出来ました。そして、規制には反対の立場へと変わりました。
この改正案は、今のところ問題あるとされた漫画・アニメを別の棚に置く…という程度でしょう。
ですが、いつ拡大解釈されたり更なる規制の足がかりにされるか分からない。ここで止めなければ、歯止めが利かなくなる可能性もあります。
賛成派には反対派を黙らせるだけの、出所の明確な資料・データを要求します。
ただの感情論では議論どころか「話にすらならない」ですよ。