10/03/15 15:48:40 0
・「国民目線の政府ではなかったのか」と題する 3月4日付の中川信博さんのアゴラの記事が
目に留まりました。韓国の民間人による「2ちゃんねる」への大規模なサイバー攻撃について、
日本政府は韓国政府に対して何か言うべきだという議論です。
このことについて、私は中川さんと幾つかの点で懸念を共有してはいるものの、少し違った視点を
持っていますので、そのことについて若干書いてみたいと思います。
あくまでも「こんな視点もある」ということを多くの人達に知って頂きたいと思い、今回敢えて
この問題を取り上げた次第です。
ご承知のように、「2ちゃんねる」は、善いか悪いかは別として、今や一つの国民的インフラに
なっており、多くの人達の日常生活の一部になっています。何か物を買おうとするような時には、
有益な情報源になりますし、現在の日本の「世相」の一側面を理解するのにも欠かせません。
この点については、中川さんご指摘の通りです。
しかし、同時に、これが言論の「無法地帯」になっていることも事実です。私は、「現在の『放送
禁止用語』は神経質過ぎる」と常日頃思っている人間の一人ですが、「2ちゃんねる」の言葉遣いは
まさにその対極にあります。俗に「便所の落書き」と評されるように、「罵詈・雑言」や「差別用語」は
日常茶飯事、それらを極限にまで使うことを楽しんでいるかのようです。
これまで「風説の流布」や「名誉毀損」で訴えられることは数知れませんが、強制執行は免れており、
「警察は何故動かないのか」と不満をぶちまける人達もいます。(これについては、「警察にとっては、
犯罪を事前に察知するのにも役立ち、捜査の手がかりとしても使えるので、『2ちゃんねる』は
極めて有難い存在。現状のままやっていてもらいたいと考えている」という説が有力です。)
(>>2-10につづく)
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