10/03/15 18:12:19 FrWdUBja0
>>489
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レクサスのカイゼン―自動車メーカーが迫る変革(第3回)増大するECUとソフトウエア
「ソフトウエア開発は既に破綻しており,自動車メーカーは追い詰められている」(電気通信
大学 教授の新誠一氏)という声すら上がっているほどである(下掲の「バグのないソフトウエ
アはない,クルマも『更新』を考えるべき」参照)。
実際,ほころびも見え始めている。トヨタ自動車は2005年10月,2003年8月~2004年11
月に生産したハイブリッド車「プリウス」約16万台を自主的に無償修理することを明らかにし
た。エンジンECUのプログラムに不具合があり,走行中にエンジンが停止するというものである。
これらの不具合に対して,ある自動車関連メーカーのソフトウエア技術者は,こう漏らす。「ソフ
トウエアの増大ペースからすれば,これだけの不具合でよく収まっていると思う」。
バグのないソフトウエアはない クルマも「更新」を考えるべき 電気通信大学 教授の新誠一
先日会った大手自動車メーカーの技術者が「あと2~3年でソフトウエア開発は破綻
する」と言っていたが,私に言わせれば既に破綻している。不具合の発生状況などを
見れば明らかである。開発が間に合っていない。「クルマは人命にかかわる製品なの
で,ソフトウエアにバグは許されない」とよく言われるが,それは正しくない。例え
ばエンジン制御向けプログラムは数十万行に及ぶ。きちんと作るのは非常に困難だ。