10/03/17 00:02:15 AGaTAFyQ0
>>171 が、さかなクンを例に、とても意義深いことをサラッと簡単に書いているな。
ちょっと論点が逸れてしまったとしたら申し訳ないが、「愛する」という行為が、常に、
対象には直に手を触れず、遠巻きに暖かく見守る、という行為を意味すると同時に、
対象と積極的に接触を持ち、場合によっては対象の領域を侵犯する、
ということとのバランスの内にあるように、相手を愛する、愛おしむ、というのは、
何も触らずにそっとしておくだけのこととは限らないと思うんだよな。
アメリカの白人だって、大自然を利用し、場合によっては多少の傷を付けながら、
それでも大切に、畏敬の念を持って、大自然に接してるだろ。
そういうメンタリティと態度のセットが必要なんじゃないのかな。
我々は自然の恵を我々自身の業のためにいただく。
でも彼等に敬意を持ち、無闇に搾取せず、きちんと育みもする。
常にそういったバランスを保ち続けることこそが、
我々が常に自然の一部であるということを自覚させ、意識させることに繋がるのだと思うよ。
逆に「○○は絶対に触っちゃいけない」というような態度は、搾取する傲慢さと裏腹だと思う。