10/03/15 13:15:17 O6S2lfAo0
「こんなに酷い表現があります、酷いですね。同意ですよね?」
「こんなに凄惨な表現があります、反社会的です!同意ですよね?」
「いっその事こういう表現を法的に禁止しましょう。同意ですよね?
こんなに酷い表現は許されませんもの。常識的には同意でしょう!」
ああ、はいそうですね、と言いたくなってしまうのがこの条例の怖さです。
一般的に誰でも「ハイ」といいそうな事ですが、良く考えると価値判断を
行政が勝手に判断して決めるというのは、市民の自己決定権を半ば奪う
ことになりませんか?明確な名誉毀損ならともかく、そうでは無い
価値判断の問題なら「表現には表現で」対応するのが筋だった筈です。
風潮に乗った、いやそれどころか「風潮を作り出すことを目的とした」
条例案であります。確かによくない風潮と個人が感じる事はあります。
だからと言って、そういう風潮を改める事を目的として、行政が条例で
「都民は以下の責務を負う」とやるのはやりすぎでしょう。
ここでもまた、上記と同じように「誰でもハイと言える標的を出して
価値判断を個人から奪う」という結果になると思います。