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◆ 改正案・何が問題?私たちにどういう影響が?
[何が問題なの?]
最も問題なのは、マンガやアニメ、小説などの実在しないキャラクターを「18歳以下に見えるもの」と認定することです。
たとえばマンガのキャラは3頭身だったり、8頭身だったりします。
また絵柄により印象も変わります。
こうしたものを「何歳に見える」と断定的に語るのは限りなく不可能に近いことです。
[東京都だけの条例だから全国には関係ないのでは?]
出版社の多くが、東京都に集中しています。よって、東京都で規制が行われれば、実質全国で規制されているのと同じことです。
[有害図書にならなければ問題ないのでは?]
曖昧な基準のもとでは、なにが有害として適用されるかが不透明になり、それにより過度の自主規制がはじまる恐れがあるのです。
いわゆるエロでない作品でも、自主規制の対象になりかねません。
[規制は出版物だけで、ネットは関係ないのでは?]
ネットは、次代を担うクリエイターの活動場所です。
ここで活動した多くの人が、出版をはじめとした商業の場へと進んでいきます。商業の場を強く規制することは、ネット上の表現にも確実に影響を及ぼします。