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・住宅着工件数が45年ぶりに80万戸を割り込むという中で、エコポイントで何とか市場を活性化したいと
国土交通省は懸命に宣伝に努めている。それに合わせるように住宅業界やそれに付随する関連業界も
何とか売上げを増やそうと宣伝に努めている。ところが新築の場合は分かりやすいが、今はやりの改築
(リフォーム)になると何が対象になるかが、分かりにくい。
国土交通省が発表したエコポイントの具体的な中身は、新築工事の場合、09年12月8日以降に着手し
1月28日以降に工事が終わったものが対象になり、1戸当り30万ポイントが与えられる。一方、分かりにくい
改築については10年1月1日以降に工事を始めて1月28日以降に工事が終わったものが対象。具体例と
しては(1)窓の交換や内窓を設けて二重窓にする(2)外壁、屋根・天井、床に国が定める基準量の断熱材を使う、
などである。こうした工事の時に床の段差をなくすバリアフリー改修にもポイントが発行される。
「国の基準量の断熱材を使う」といっても、一般の人は基準量などはわからない。具体的なことは住宅メーカーに
尋ねるしかないだろう。
そもそも住宅にポイント制度を作ろうというのは、経済産業省が省エネのテレビや冷蔵庫などの家電製品に
ポイント制度を導入して経済効果を狙ったことを真似したものである。川本正一郎・住宅局長は「住宅は
すそ野が広いので自動車産業と同様に経済の牽引車。エコポイント制度で新築や改築が進むことを
期待している。このほか、住宅対策として住宅取得の贈与税の非課税枠の拡大、長期固定住宅ローンの
1%の金利引き下げなど3点セットで景気回復を狙っている」と話している(抜粋)
URLリンク(www.asahi.com)
・この制度の開始に、住宅の新築を検討している人からは「追加工事に30万ポイント振り向けられる」「ポイントを
貰うために二階天井と屋根の間にも断熱材を入れます」と、歓迎の声があがった。しかし、「本当にお金の
無い人には全く無意味な政策」「私には関係ない…」など、冷ややかに見るブロガーも少なくない。(抜粋)
URLリンク(news.searchina.ne.jp)