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時事通信社と四国新聞社が県民1千人を対象に実施した「合同世論調査2010香川」で、
県民の支持政党は全国の傾向とは逆に自民党が民主党を上回り、自民支持が根強いことが明らかに
なった。中でも女性の支持割合が高い。一方で、支持政党なしの無党派層が約4割を占め、昨夏の
衆院選時から大きく増加している。
調査結果によると、支持が最も高かったのは自民党で25・4%。次いで民主党が22・0%、
公明党3・9%、みんなの党2・4%、共産党1・8%、社民党1・2%と続いている。
昨夏の衆院選直前に実施した世論調査(サンプル数約1500)との比較では、自民が14・1
ポイントの大幅減となった一方、民主は9・7ポイントの増加。前回はほぼゼロだったみんなの党が
2・3ポイント増と支持を伸ばし、共産、社民を抑えて4位に入った。支持政党なしは40・1%で、
前回の31・8%から8・3ポイント増えている。
男女別でみると、男性は自民と民主の支持が25%余で拮抗(きっこう)しているが、女性は
自民支持が7・2ポイント上回っている。支持政党なしも女性が44・0%、男性が36・2%で
女性の方が高い割合を占めた。
年代別では、40代を除いて自民が2・7~7・3ポイント程度民主を上回った。20~50代は
「支持政党なし」が最も多く、中でも20~40代の比較的若い世代では4割を超えている。
共同通信が6、7日に全国で実施した電話世論調査では、政党支持率は民主29・0%、
自民24・6%。徐々に差は縮まっているものの、依然民主が上回っている。支持政党なしの
無党派層は34・0%で、前回2月の調査から3・6ポイント増え、昨夏以降、増加傾向が続いている。
■調査の方法
2月27日から3月8日の10日間、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかける
RDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施。県内の20~69歳の有権者1千人を対象に
調査した。
▽四国新聞社
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