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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】
こういう結果は当然、予想されていた。なのに、なぜ敢(あ)えて公表に踏み切ったのか。
3月5日、野村一成東宮大夫は定例の会見で愛子さまが、今週ほとんど通学していない、
原因は同学年の別の組に乱暴なことをする児童がおり云々(うんぬん)と発表した。
当然、ワイドショーや週刊誌、ネット論壇は大騒ぎ。
『週刊文春』(3月18日号)がグラビアとも11ページで「愛子さまいじめ 学習院の『崩壊』
小誌が掴んだ全情報」。『週刊新潮』(3月18日号)もグラビアとも14ページ。
「『愛子さま』不登校の全真相」。『文春』はジャーナリスト、友納尚子さんの署名記事が中心で全体的には雅子妃寄り。
乱暴したといわれているA君のことを〈小4もド突いた小2で140センチの乱暴者〉とタイトルにまでしているが、
これは行き過ぎ。
今回は『新潮』の方がバランスが取れている。
元初等科長、川嶋優氏の話。
〈「私が校長を務めていたときも、他校と同様にイジメやケンカがあり、先生の指示に従わない子供も大勢いました。
学習院で45年間教育に携わりましたが、昔から品行方正な子供ばかりが在籍していたわけではなく、
今回、問題児童とされているような子も珍しくはありませんでした」〉
宮内庁関係者の話。
〈「(天皇)陛下は“(今回の愛子さまのようなトラブルは)よくある話なんじゃないか”と冷静なご様子で、
“昔も皇族へのイジメはあったよ(以下略)”」「“子供同士のことなのだから、子供同士で解決するべきで
はなかったか”と話されていました」〉
で、『新潮』の結論。
〈「個人間のトラブルは当事者同士で解決すべき。今回の発表はまったく不必要だったと思います」(学習院、東園基政常務理事)
『新潮』はやはり大人だ。(『WiLL』編集長)
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