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自民党の与謝野元財務相が月刊誌で「このまま手をこまねいていたら、自民党は近い
将来、永田町から消え去ってしまうだろう」と書いていたが、本当だ。脳死状態の谷垣
自民。それを尻目に着々と選挙準備を進める小沢。
両者を見ていると、戦う前から「勝負あった」のではないか、と思えてくる。
小沢というのは、恐ろしい男だ。こと選挙に関しては、詰め将棋のごとく、攻めてく
る。
(中略)
●小沢は「勝負あった」と笑っている
大新聞・TVは二言目には民主党の危機を煽るが、見当はずれだ。「政治とカネ」の
問題がくすぶり、鳩山政権の支持率が下がっても、小沢は「フフン」と笑っている。も
う「勝負あった」も同然だからだ。
「今度の選挙は、かつての国政選挙とは様相が一変します。これまでの選挙は自民党候
補が組織票、民主党候補は浮動票頼みだった。しかし、今回は経済団体から労組まで組
織という組織の票は民主党に集まり、逆に自民党は個人票と浮動票で戦うしかない。で
も、今の自民党に誰が投票しますか。もちろん、民主党に失望した無党派層もいるでし
ょうが、彼らは棄権するだけです。だから、投票率は下がる。でも、これは組織票を固
めた民主党有利に働く。小沢幹事長が『民主党の支持率はまだ高い』と言ったのは、計
算できる票はがっちり抱え込んでいるよ、という自信の表れだと思います」(伊藤惇夫
氏=前出)
これが冷静なプロの見立てなのだ。与謝野が予想するように、自民党に明日はない。
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