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釧路市は、これまで全国の自治体で唯一、全額免除としてきた朝鮮総連の支部事務所に
対する固定資産税を新年度から全額、徴収することを決めました。
朝鮮総連＝在日朝鮮人総連合会の釧路支部の事務所について、釧路市はこれまで地区の
集会所にあたるとして、全国の自治体で唯一、固定資産税を全額免除にしてきました。
しかし、朝鮮総連の関連施設に対する固定資産税の減免措置については全国で見直しが
続いていて、最高裁でも去年７月、課税に違法性はないとする決定が出たことから、
釧路市も新年度から全額を徴収することを決めました。
釧路市は今月５日に新年度からの課税を支部に伝えたということですが、これまでのところ、
不服申し立てなどはないということです。釧路市では「これまでは地区の集会所にあたるとして
固定資産税を免除してきたが、最高裁の決定やほかの自治体の動向を考慮して、課税を決めた」と
話しています。
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