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参院予算委員会は12日午前、鳩山由紀夫首相と主要閣僚が出席して「経済・財政」
をテーマに集中審議を行った。首相は消費税に関し、「国民の政治に対する信頼を回復
した後に、消費税の議論を行う。それは社会保障を目的にしたものにする」と述べ、税
率引き上げに踏み切る場合は社会保障目的とすることで国民の理解を得たいとの考えを
示した。
自民党の舛添要一前厚生労働相が「増税分を社会保障目的税として考えるべきだ」と
ただしたのに対して答えた。
首相は現行税制について、「世界との比較の中で、法人税が高くて消費税が極めて低
いのは実態として事実だ」と述べ、直間比率見直しの必要性に言及。「法人税は減税の
方向に導いていくのが筋だ」と、法人税率引き下げに前向きな姿勢を示した。
一方、日米の核持ち込みなどの密約を外務省の有識者委員会が認定したことについ
て、首相は「新政権なればこそできたことで大きな成果だ。(密約を)公表する勇気を
新政権が持ち合わせていることは、胸を張って言える」と語った。民主党の円より子氏
への答弁。
■ソース(時事通信)(2010/03/12-12:27)
URLリンク(www.jiji.com)