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朝鮮高級(高等)学校の歴史教育で中心的役割を担っている「現代朝鮮史」の内容が11日、明らかになった。
日本人拉致事件や核問題など、“いま”の問題が取り扱われているが、その記述は「米日韓の策動に立ち向かう
北朝鮮や朝鮮総連の視点」から描かれている。
日本社会での共生を目指す在日朝鮮人の存在も否定的に描かれており、朝鮮学校での授業内容が、
日本の公費による授業料無償化の対象にすべきものなのかが改めて問われることになりそうだ。
■隠された反日
NPO「救え!北朝鮮の民衆/緊急行動ネットワーク」(RENK)が在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の
内部文書とともに11日に公開した。
1~3年生用で全3巻あり、いずれも朝鮮学校の現役生徒が使用しているものだという。
「現代朝鮮史」は、終戦後の1945(昭和20)年8月からを対象にしていることもあり、北朝鮮本国で
盛んに取り上げられる日本統治時代の“残虐非道な日本人”の姿は直接的には描かれていない。
朝鮮学校の教科書は最終的には金正日総書記の決裁を仰いでいるという。
ただ、「在日の実情に合わずに生徒離れを招くため、総連が改編を重ねて本国の認可を仰いできた」
(RENK)経緯があり、ソフト化がはかられているという。
しかし、故金日成主席と金総書記の写真が随所に掲載され、必ず「敬愛する」「偉大な」という修飾語をつけた上で、
その業績が賛美して描かれる。
3冊合計で、金主席への言及は194回、金総書記は107回に上る。
本国の歴史だけでなく、朝鮮総連の動きに3分の1ほどが割かれているが、
一貫しているのは本国と同じ金父子への礼賛と一体化という命題だ。
(続く)
産経新聞 2010.3.11 23:19
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
朝鮮高級学校で使われている「現代朝鮮史」の教科書=11日午後、東京・霞が関の文部科学省(古厩正樹撮影)
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