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あらゆる組織や臓器の細胞になることができる人工多能性幹細胞(iPS細胞)から「腸」を
つくることにマウスで成功したと、奈良県立医科大学の中島祥介教授(消化器・総合外科学)らの
グループが10日、明らかにした。立体的な臓器ができたのは世界初といい、18日から広島市で
開かれる日本再生医療学会で発表される。
中島教授らは、マウスのiPS細胞を液体中に浮かんだ状態で6日間培養するなどして、管状の腸の
ような組織をつくった。この組織は、腸の中の食べ物を移動させるのに必要な「蠕動(ぜんどう)運動」
と呼ばれる収縮をしているほか、粘膜や筋肉、神経細胞などが腸と同じ層構造を持っており、
「機能も形態も本物と同じ」(中島教授)という。
iPS細胞は、京都大の山中伸弥教授が世界で初めて作製。再生医療や創薬に有用と世界的に期待
されている。
▽産経ニュース
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