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・奈良県桜井市の男児餓死事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕されたパート従業員、
吉田眞朱(まみ)容疑者(26)が、死亡した長男の智樹ちゃん(5)を「ロフト(屋根裏部屋)で
生活させ、ほかの家族と隔離していた」と供述していることが9日、捜査関係者への取材で
分かった。
夫の会社員、博容疑者(35)は眞朱容疑者の虐待行為について、「妻に嫌われたくなくて
止められなかった」と供述、黙認していたことも分かった。智樹ちゃんが死亡し、2人が逮捕
されて9日で1週間。県警は、眞朱容疑者が虐待に走る背景となった夫婦関係などの解明を急ぐ。
捜査関係者によると、眞朱容疑者と博容疑者は平成15年5月に結婚。翌年に生まれた
智樹ちゃんについて、眞朱容疑者は両親に「かわいくてたまらない」と話していた。
長女(3)が生まれて眞朱容疑者が育児にかかりきりとなると、智樹ちゃんがすねたり、
眞朱容疑者の気を引こうと暴れることもあった。このため、眞朱容疑者はロフトと呼ばれる室内の
スペースで、智樹ちゃんを寝かせるようになったという。
この時期に、博容疑者が親族の借金の保証人になっていることが発覚したことなどから、
夫婦関係が悪化。眞朱容疑者は博容疑者の実家とも折りあいが悪く、智樹ちゃんの顔が
博容疑者本人や親に似ていたことなどから、智樹ちゃんを疎ましく思うようになり、智樹ちゃんの
顔を平手やこぶしでたたいたり、つねったりするようになったという。
虐待は次第にエスカレートし、眞朱容疑者は智樹ちゃんを日常的にロフトに上げるようになり、
ほかの家族と隔離。真夏にエアコンをつけずに自力では下りられない智樹ちゃんを放置し、
夫や長女と3人で外出したこともあったという。
また、共同住宅の一家の部屋にあった子供用の衣類は長女のものばかりで、歯ブラシも、
夫婦と長女のものはあったが智樹ちゃんのものは確認できなかったという。
ある捜査員は「あの狭いロフトで、暑い日も寒い日も独りぼっちで過ごしていたかと思うと、
やり切れない。どうして自分の子供を愛せなくなったのか、今でも不可解な点が多い」と話した。
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