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島田市は6日、同市伊太の市営温泉施設「田代の郷温泉 伊太和里(いたわり)の湯」
で、源泉を十分にくみ上げられない状態が続いているため、源泉の水量を見ながら、
当面は水道水を加えて沸かし湯にするなどして営業すると発表した。記者会見した桜井
勝郎市長は、遅くとも24日からは同市川根町笹間渡の温泉施設「川根温泉 ふれあいの泉」
の湯を運んで営業するとの考えを示した。
市によると、5日午前10時頃、地下604メートルまで水位が下がったため、水中ポンプが
自動停止し、源泉をくみ上げられなくなったという。源泉の水位が通常の地下230メートルから
大幅に低下しているためで、ポンプの異常ではないという。1月9日に地下231メートルの水位を
確認して以降、水位は下降を続けていた。6日夕には水位が一時上昇し、ポンプが再稼働したが、完全
復旧するかは不明という。
同館は昨年4月に開館し、休日には1日約1000人が訪れる人気施設。市は「源泉が枯渇した訳では
ないが、(温泉の)掘削業者と共に早急に原因を調査したい」としている。
川根温泉からの湯を運んでも、源泉露天風呂などは利用休止となる見込みだという。水道水を沸かして対応
することになった場合でも営業は続けるが、一時的に温泉ではなくなるため、通常の利用料(中学生以上500
円)から入湯税分(同150円)を割り引くことを検討しているという。
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