10/03/08 18:33:15 0
★わたしたちつい婚なう!
・─ツイッターで知り合い、結婚した。きっかけは1文字違いのアカウント名。
今、異性との出会いが変わりつつある。─
2008年9月1日。左手にWii、右手にWii Fitを持って、ゲーム開発者の男性(34)は長野駅で降りた。
目的はただ一つ。面識のない女性(32)にゲームを貸すことだった。緊張していた。
東京都在住の男性は08年2月、長野県在住の女性は07年4月にツイッターを始めた。
ツイッター上で、男性はchank、女性はchanmと名乗った。
お互い、そのアカウント名に特別な思いはない。
「なんとなくchankに」「あだ名がみっちゃん。逆さにしてアルファベット表記にした」
kとmの1文字違い。だが、見知らぬ2人は相手の顔や経歴など知るはずがない。
趣味がゲームとアニメのchankさんは、似た趣味を持っていそうな「つぶやき」を探していた。
4カ月後、chankさんは自分と1文字違いのchanmを名乗る女性がいることに気づいた。
6月、chanmさんをフォローし、彼女のつぶやきをいつも見るようになった。
「おなかすいた」「カレーなう」「マクド出て職場へごー」。どうでもいいつぶやきが流れていくのを、
傍観していた。でも見ているうちにchankさんはchanmさんの文字列に惚れた。
「うまく言えないけど、しゃべり口調が自分と似ていたんです」
言葉の語尾、リズム感、敵意を持たれない言葉遣い……。
chankさんは言う。「会話のように一対一ではないツイッターでは、語彙によってどういう人柄か見えてくる」
ある日、彼女がつぶやいた。「ThinkPad X61のメモリが足りない」
すぐ、ダイレクトメッセージ(DM、2人だけでやりとりするメッセージ)を送った。
「メモリ余っているけどいる?」 彼女を意識した瞬間だった。
2人で話すならスカイプ(ネット電話)が早い。IDを交換してチャットをした。
彼女は不満があった。周りにツイッターをやっている人がいなくて、話ができないことだ。(>>2-10につづく)
URLリンク(zasshi.news.yahoo.co.jp)