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★イタリアの大臣が若者に親元からの独立を強制する法律制定を主張、波紋が広がっています。
日本では、いわゆる「ひきこもり」の若者が増え、社会問題となっていますが、
イタリアでは、行政刷新担当相が、若者に親元からの独立を強制する法律の制定を主張し、波紋が広がっています。
イタリアでは、親離れできない若者の増加が社会問題になっている。
旅行代理店に勤務するマルゲリータさん(41)は、毎日8時間の勤務を終えると、母親が待つ自宅に帰る。
食事や洗濯など、41歳のマルゲリータさんの身の回りの世話は、69歳の母親の役目となっている。
経済的にも自立できておらず、マルゲリータさんは、母親のすねをかじって生活している。
母親は「娘が安定した高収入の仕事に就いて、独立することを願っているわ。
母親とまだ暮らしている40代の女性は、普通ではないわ」と話した。
マルゲリータさんは「わたしたちの年齢では、1人暮らしが普通。
でも、母親がすべて整え、帰りを待っている家庭に戻るのはいいものよ。1人暮らしは望まないわ」と話した。
家族とのきずなを大切にするイタリアは、ヨーロッパ諸国で最も若者の親離れが遅いと言われている。
地元メディアの調査によると、18歳から34歳の人のうち59%が実家暮らしで、この割合は、
ほかの国を大きく上回っている。
そんな中、イタリアのブルネッタ行政刷新担当相は、若者の親離れを後押しするため、
18歳以上の若者は親と別居しなければならないとする法律の制定を訴えた。
しかし、若者が親離れできない背景には、イタリア社会が抱える経済問題もあるとみられる。
イタリアでは、25歳以下の雇用悪化が深刻で、若年層の失業率は25%を上回っている。
若者が親から独立したくても、なかなかそれをできる環境にないと指摘する声もある。
経済状況が好転しない限り、まだまだ先になりそうなイタリアの若者の親離れ、
法律で強制的に独立させることはできるのだろうか。
3月7日18時47分配信 フジテレビ
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