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★自民・谷垣総裁が街頭演説 「佐賀から再生の灯を」 党公認 福岡氏への支持訴え
夏の参院選を見据え、自民党の谷垣禎一総裁が6日、佐賀入り。
街頭演説で昨年夏の衆院選大敗を受けた組織再生への取り組みを訴え、佐賀選挙区の
公認候補に決まった同党県連会長の福岡資麿元衆院議員(36)への支持を呼び掛けた。
谷垣総裁は「自民党も若い人材が育っている。
佐賀から(参院選に勝って)党再生の灯を掲げてほしい」と、民主政権との対決姿勢を鮮明にした。
佐賀市の大型商業施設で、福岡氏とともに演説に立った谷垣総裁は、
衆院選の敗因を「小泉政権後、(衆院を解散せず)国民に信を問わないまま3人が首相になった。
自民党は『国民の目』を怖がる政党になっていた」と総括。
その上で「多くの地方の声を聴き、これからの政策に生かしていく」と述べた。
民主党が今国会で実現を目指す子ども手当や高校無償化については「恒久的財源がない」とけん制。
「民主の政権運営は経済立て直しの意識が薄い」と批判し、景気浮揚や地域活性化、
日米の安全保障問題などで、民主政権に対抗する具体策を打ち出す考えを示した。
福岡氏は「かつての(古い)自民と決別し、地域の声を拾い上げる党を築く。
政治生命をかけ、退路を断って参院選に臨む」と声を張り上げた。
街頭演説後、谷垣総裁は佐賀市内で同党の地方議員、支持団体代表など約100人と意見交換。
参加者からは「野党転落後も党本部内から不協和音が聞こえる。挙党一致で臨んでほしい」
「自民にとって地方議会は大切な砦(とりで)だ。党本部は地方に出てもっと声を聞くべきだ」などの
注文が矢継ぎ早に上がっていた。
=2010/03/07付 西日本新聞朝刊= URLリンク(www.nishinippon.co.jp)