10/03/06 22:28:23 BN+CCQr/0
「ネットで暴走する医師たち」事件メモ
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週刊朝日の書評欄で鳥集徹という人が書いた「ネットで暴走する医師たち」という本が紹介されていたのだが、
書評を読むだけでひどい本だというのが伝わってきた。
評者の永江朗が言うところのおぞましい書き込みがあった例として、奈良県立大淀病院妊婦「たらい回し」事件、
杏林大学割り箸事件、福島県立大野病院事件の3つの事件が挙げられている。
しかし、そのすべてが無罪判決もしくは立件が断念されたもの。
冤罪事件に対して批判的な意見が出るのは、むしろ当然のことであると思うのだが、そのことには触れずじまい。
いくら週刊朝日でもおかしいと思ったら、07年に鳥集の書いた同じような記事が掲載されていたようで、
要するに知り合いの本をほめてやったというだけだ。
さすが週刊朝日、武富士から5000万円もらっていただけのことはある。
そして今月の宝島には鳥集が書いた「医師専用サイトで暴走!!おバカなネット医師たち」という記事が掲載されている。
引用と称し、「医師専用掲示板」に書き込まれたという言葉を紹介。
具体的な名前を出さないのは裁判対策のつもりなのだろうか。
大淀病医事件を報じた毎日新聞の女性記者が誹謗中傷を受けているというが、
刑事で立件すらされなかった医師を犯罪者のように報道した毎日新聞の記事こそ誹謗中傷ではないのか。
鳥集徹氏のブログには批判が殺到し、06年から更新は停止。
書き込みには、無断転載の上に文面に手を加えたと憤りの声が寄せられている。